人生論

【限りある時間の使い方】

ここ何年か心理学と共に
タイムマネジメント(時間管理術)
みたいなものも勉強してきました。

ミニマリストになり
いろんなことをルーティン化して
嫌なことはやらないと決めて
時間の効率化を徹底しました。

その流れでこの本も読んだのですが
中身が想像していたのと全く違って
とても面白かったのでご紹介します。

この本の面白いところは
時間術自体を否定しているところです。

見えない角度から
ガツンと殴られた気分です!

人生はたった4000週間しかないのだから
いくら時間術を駆使しても
やれることは限られている。
それによって
より多くのタスクをこなせるようになっても
さらなるタスクが入るだけで
より忙しさが増してしまう。

時間と戦っても勝てない!

要は

『人間の寿命なんて一瞬だから
 やりたいことをやる時間しかないよ。』

これを思い切った方法で
伝えてくれる感じです。

僕が前に紹介した
【ゼロで死ね】に似てますね。
こっちはお金のことですけど。

ちなみにこの本の中で
特に僕に響いたのは
時間を無駄にすることを恐れるな
ってことです。

実は
僕は逆の悩みに陥っていました。

時間術を使ったことにより
逆に時間が余り過ぎてしまったんです。

そう!
もともと時間は余っていたんですが
なんとなく流れでタイムマネジメントを
やってしまったんです!!

いやいやいや、アホなんか!!

って感じなんですけど
気になったものはなんでもやってみる
ってのが今の僕のコンセプトなので。

で、
せっかく作った大量の時間が
ただただ過ぎていってしまうことに
恐怖を感じていました。

時間を無駄にしてはいけない!
なにかためになることをしなくては!!

この本ではそれを否定されます。

無駄にしちゃいけない
なにかをしなくちゃいけない
そう思うことが違っている。

心が安らいでいる。
今が単純に楽しい。
それでいい。

休みの日を
何もせず終わって何が悪いの?
休日を将来のためとか、
自分磨きに使うのは
仕事の延長線上であって休みではない。

仕事に対する休みなのだから休め!!

そういう考え方もあるのかぁ
と、思わず頷いてしまいました。

と言っても
僕は自己研鑽は続けます!!

でも、
一日を無駄に過ごしてしまったとしても
それはそれでちゃんと休日を過ごした
思うことにしました。

これで少し生き方が楽になりました。

ポジティブ思考って
こういう小さな思考の寄せ集めで
成り立つんだと思います。

まあ、なんにせよ
やりたいことの優先順位の付け方や
時間の区切り方とか
あれやこれやと時間について
大胆に書かれているので刺激のある本です。
気になる方は
ぜひ手に取って読んでみてください!

人にとって【時間】って
【寿命】ってことなんですよね。

時間の価値も年齢によって異なる。

やりたいことを明確にしつつ
今を生きる。

自分の人生
納得度の高いものにしたいですね!

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